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第8章:スクロールとページ分け

デザイナーは、デザイン作業の早い段階で、ユーザーがたくさんスクロールしなければならないような長いページを作るべきか、それとも次々とページを移動しばければならないような短いページにするべきか(ページ分け)、を決めなければなりません。そして、ターゲットとするユーザーとユーザーに要求するタスクとを考慮した上で決断するでしょう。例えば、高齢者のユーザーは若年層のユーザーよりもゆっくりとスクロールします。それゆえ、長くてスクロールしなければならないページを読むのは、高齢者のユーザーにとっては時間がかかるでしょう。また別の例として、多くは文章を読む場合はスクロールによるメリットがあるものの、情報がページのどこにあるのかをユーザーが記憶しておく必要があるような場合もあります。

基本的には、デザイナーはユーザーができるだけ効率よくページからページへ移動できるようにしておくべきです。もしデザイナーが、ページを分けるべきか、あるいはユーザーにスクロールさせるべきか、を決められないときは、1ページもしくは2ページの長いページにするよりは、何ページにも分けた短いページを提供するほうがよいものです。その決断が正しかったか、誤りだったかは、ユーザビリティ・テストによって確認できるでしょう。

スクロールを必要とする際は、Web サイトをできるだけ早くスクロールできるようにデザインするべきです。ユーザーにスクロールさせるのは、画面の2~3倍程度の長さまでにすべきで、あまりにも長いページにすべきではありません。また、デザイナーは、絶対にユーザーに横スクロールをさせてはなりません。

『第8章:スクロールとページ分け』のガイドライン項目

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