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第13章:入力フォーム

Web サイトに情報を送信するためには、ユーザーは画面にあるフォームのコントロールを使用する必要があります。リンクに加えて、よくあるプッシュボタン、ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウン・リスト(プルダウン形式のセレクトメニュー)、および入力フィールドなどのコントロールです。デザイナーは、型にはまったよく使われている方法でそれらの見慣れたコントロールを使うべきです。

プッシュボタンを使う際には、プッシュボタンであることが分かるようにして、明快なラベルを付けるようにしなくてはなりません。プッシュボタンを複数使用する場合は、ユーザーが正しく使えるように優先順位をつける必要があるでしょう。

ラジオボタンは、2つ以上の相互排他的な選択肢の中から1つを選択する際に使います。チェックボックスは、2つのうちどちらか(つまり、「はい」あるいは「いいえ」)を選択する際に使います。そして、ドロップダウン・リストは、通常は多くある選択肢の中からどれか1つを選択する際に使います。ユーザーの行動をスピードアップさせるためには、それが適切であればデフォルト値を表示したり、画面に見えるリストボックス内の選択肢の数を少なくしないようにしたりしてください。

テキストを入力するフォームあるいはキーワードを入力する検索などでは、入力フィールドを用います。デザイナーは、ユーザーが入力しなくてはならない情報量を出来るだけ少なくしなければなりません。各入力フィールドには明快で一貫性のあるラベル(項目名)を付け、その入力フィールドのすぐ近くに置くようにすべきです。また、デザイナーは各入力フィールドが "必須" なのか "任意" なのかをはっきりと区別できるようにして、できるだけ Shift キーを使わないですむようにしなくてはなりません。

ユーザーが情報の入力を速くできるようにするためには、デザイナーは、最初のデータ入力フィールドに自動的にカーソルを置くようにし、各フィールドにはラベルを付け、自動的に次の入力フィールドにカーソルが移動する機能を提供するべきです。ユーザーのデータ入力内容の精度を高めるためには、長いデータ入力を必要とする項目を短いものに小分けにして、ソフトウェアが自動的にエラーを検知できるようにします。そして、大文字と小文字を区別するようなデータ入力をユーザーに要求しないことです。熟練したユーザーにとっては、リストボックスの中から選択肢を選ぶよりも入力フィールドでデータを入力できるようにしたほうが、より速くデータを入力することができるでしょう。

『第13章:入力フォーム』のガイドライン項目

  • 13:1 入力フィールドが必須あるいは任意なのかを区別する
  • 13:2 エラーを自動的に検知する
  • 13:3 ユーザーのデータ入力をできるだけ少なくする
  • 13:4 入力フィールドのラベルをはっきりと示す
  • 13:5 ラベルを入力フィールドのすぐ近くに置く
  • 13:6 プッシュボタンのラベルを分かりやすくする
  • 13:7 入力フィールドのラベルに一貫性を持たせる
  • 13:8 ユーザーが入力したデータを見られるようにする
  • 13:9 デフォルト値を表示する
  • 13:10 ラジオボタンは2つ以上で使用する
  • 13:11 相互排他的な選択肢にはラジオボタンを使用する
  • 13:12 複数選択を可能にするにはチェックボックスを使用する
  • 13:13 見慣れたコントロールを使用する
  • 13:14 できるだけ操作方法を変えないようにする
  • 13:15 長いデータ入力フィールドは小分けにする
  • 13:16 大文字と小文字を識別しない
  • 13:17 最初のデータ入力フィールドにカーソルを置く
  • 13:18 カーソルを次のフィールドに自動的に移動させる
  • 13:19 数値の単位はラベルで提供する
  • 13:20 ダブルクリックで問題が起きないようにする
  • 13:21 リストボックスの選択肢はできるだけ多く見えるようにする
  • 13:22 選択肢が多い場合にはリストボックスを使用する
  • 13:23 プッシュボタンの優先順位をつける
  • 13:24 Shift キーの使用をできるだけ少なくする
  • 13:25 ユーザーの作業時間を速めるにはデータ入力フィールドを使用する
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